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ケーキの季節と卵の値上げ、どう付き合う

こんにちは、くるみです。

卵の卸売価格が再び高騰しています。 JA全農たまごの公表値では、Mサイズの平均卸は1kgあたり325円。いわゆる「エッグショック」と呼ばれた2023年春の水準に近づき、洋菓子店ではスポンジやカスタードなど卵を多用する商品の原材料コストが重くのしかかっています。

背景には、燃料や飼料価格の上昇、2024〜25シーズンにおける鳥インフルエンザの発生、さらに今夏の厳しい暑さによる産卵減少が重なったことが挙げられます。これからケーキ需要が高まる季節、価格と品質の両立にお店も消費者も悩ましい時期になりそうですね。

卵は毎日の台所を支える存在ですよね。以前は「物価の優等生」と呼ばれていましたが、最近は値段の落ち着かなさにハラハラします。私が大事にしたいのは、気持ちまで振り回されない工夫です。

たとえば、家でよく作る料理を一歩だけシフト。プリンやシフォンを作る日は少し減らして、代わりに卵1個で満足感のあるレシピを試してみる。オムレツを厚焼きから薄焼きに、具だくさん炒めに寄せる、など小さな調整が効きます。

まとめ買いをするなら、冷蔵庫の消費計画もセットで考える。賞味期限の後半は加熱して使い切ると決めておくと不安が減ります。冷蔵庫の卵トレーに使う順番を記して、ロスをゼロに近づけましょう。少しの準備で、無駄とストレスを減らせます。

生産現場の厳しさも忘れたくありません。暑さで鶏の食欲が落ちて産卵が減るのは、研究でも示されています。つまり価格だけではなく、気候や疾病がそのまま私たちの食卓に影響します。

だからこそ、値上がりの中でも納得して選べる視点を持ちたいです。お気に入りのケーキは頻度を見直しても、記念日にはちゃんと買う。日々は節度、楽しむときは堂々と。このメリハリが一番長続きするのかな、と思います。

・卵の相場はサイズ別に公表されており、東京地区のMサイズ最新基準は1kgあたり325円。地域による差もあります。
・高温多湿の環境は産卵率や卵質の低下につながることが複数の研究で確認されています。養鶏現場では換気や給水管理などの対策が重要視されています。
・今季(2024〜25シーズン)には高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)が発生しました。野鳥での確認も続いており、供給不安の要因になっています。

相場や値上がりの原因をSNSで拾うのではなく、公表された資料や専門機関の発表を一度確認すると「なんで?」がクリアになります。安定しない相場に対しても、少し落ち着いて対処できます。